北海道旅行記：３日目

1999年5月2日(日)、札幌市内をバイクで出発。北西に移動して小樽へ向かいます。

上の図で(4)が札幌、(5)が小樽です。
日本海を右手に見ながら愛用バイク・ストリートマジックを走らせました。 途中、10数台のバイク集団が追い抜いていきました。
他にグループでツーリングをしてるのかな。

マイカル小樽

マイカル小樽という大きいデパートに行きました。
『小樽よしもと』というのにいってみました。関西の吉本工業の資料や展示物がありました。
他に、『石原プロワールド西部警察』というのもありましたがこちらはパス。

昼食はお寿司を食べました。
あと、商品売り場で低温殺菌の牛乳を飲みました。
ふつうの牛乳よりはおいしかったです。
牧場へ行ってしぼりたての牛乳を飲んでみたかったんですが、時間などの関係でパス。

(残念ながらマイカル小樽は平成14年に閉鎖されたそうです)

小樽から南へ

マイカル小樽を出た後、バイクで西へ移動、小樽運河の横を通過して国道５号線に乗りました。
小樽から西へ20Kmほど進み、余市という所で左に折れ、一気に南下しました。

走行中、道を横切る黄色い動物に遭遇しました。おおっ念願のキタキツネ！
と思ったら、なんだネコか。

上の図で(5)が小樽、(6)が羊蹄山です。

羊蹄山が見えてきた頃、ニセコというところで給油しました。
だいたい50Kmごとに給油しています。
この時、ストマジの後ろにつけているボックスの固定金具が取れているのに気づきました。
幸い、金物屋がすぐに見つかったので、修理できました。 道具を貸してくれた金物屋さん、ありがとうございます。

羊蹄山は別名で蝦夷富士というそうです。たしかに似てますね。

走行中、道を横切る動物にまた遭遇。灰色なのでキツネではないです。
野生のウサギですね。ピョンコピョンコ跳ねながら去っていきました。
写真を撮りたかったですが、デジタルカメラは背中のリュックの中で、すぐに出せませんでした。

洞爺湖で宿を探す

洞爺湖に着きました。上の図の(7)です。
夕方なのでじっくりとは見れなかったですが、今夜はここに止まって明日ゆっくり見ようかな。

しかし、ここで困ったことになりました。
宿泊案内所は全て閉まってました。

あたりを走り回って、ホテルや民宿に片っ端から声をかけましたがすべて満室。
や、やばい。これはひょっとして野宿か？

室蘭へ

いちおう寝袋は持ってきてましたが、下手すると夜は氷点下かも。
最悪の場合、寝袋を使うとして、どこで寝るかが問題ですね。
野生のクマに襲われる、なんてことはないでしょうが。

バス停に、プレハブの待合所があったので、いざという時は使おうかと考えてました。

しかし、これは最後の手段。
泊まるところを探すため、ストマジを南へ走らせました。

(7)が洞爺湖、(8)が室蘭です。

室蘭に着く直前、道の横に少し怪しげなホテルの看板がありました。
近づいてみると入り口が車庫につながってました。
これはひょっとしてモーテルというやつか？

とりあえず、そこを離れ、室蘭へ向かいました。
室蘭駅近くで宿を探しました。しかし、結果は全滅、泊まるところは見つかりませんでした。

来た道を戻り、一人でモーテルに泊まることにしました。
まぁ、野宿よりはマシかな。

この日の走行距離は230Kmぐらいでした。

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