北海道旅行記：出発編

今回の北海道旅行のため、勤め先は、4月29日〜5月5日まで休みをとりました。
１週間弱の長期休暇です。

どのようなコースで北海道にいくか迷ってましたので、ぎりぎりまで『船の予約』を怠ってました。

予行演習で西船橋〜大洗港までバイクで移動できることがわかりました。
大洗〜苫小牧のコースで予約をいれてみましたが……すでに満席でした。(汗)

なんとか大洗〜室蘭のコースで、往路・復路の予約をいれることができました。
しかし、室蘭行きの場合、おおきな問題がありました。

行程は「苫小牧行き」「室蘭行き」はどちらも約20時間です。
しかし、出発時刻と到着時刻はこうでした。

苫小牧行きの場合、4月30日の朝から行動できます。
しかし室蘭行きの場合、4月30日は泊まって、5月1日からの行動になります。
北海道での滞在期間が１日短くなるんですね。一応、室蘭の30日の宿は予約しておきました。

いちるの望みをかけて、苫小牧行きのキャンセル待ちを狙うことにしました。

千葉を出発

1999年4月28日(水)。23時半頃に西船橋の自宅を出ました。
雨が降ってましたが、２万円の登山用高級レインコートを着てたのでとりあえず平気でした。
完全に雨を防いでくれて、通気性もいいです。

問題は靴ですね。
予行演習ではなにも対策をとらずにいてグシャグシャになったので、こんどは防水スプレーをたっぷりとかけてきました。
しかし……30分ぐらいしかもちませんでした。
予備の靴を持ってきてたので、濡れた靴は大洗で捨てました。

フルフェイスヘルメットのバイザーがすぐに曇るのは難儀しました。
手でこすったりしながら、だましだまし進みました。
くもり止めの対処をすべきでしたが、この時はどうしようもなかったです。

茨城：大洗港

4月29日(木)。午前５時前に大洗港に着きました……が、閉まってました。
まだ雨が降ってましたが、建物に入れません。
いちおう雨宿りはできますが、こんな寒いところで開くまで待つのもなぁ……
と思ってたら、玄関の側で寝袋で寝ているお兄さんがいました。側には荷物と自転車が。
自転車旅行で野宿ですか。すごい人もいるものですね。あこがれます。

フェリーに乗るまでまだまだあるので、大洗港を離れてＪＲ大洗駅にいきました。
駐輪場にストマジを止め、待合室のベンチでしばらく時間をつぶすことにしました。
自販機と、それからお手洗いもあるので、ゆっくり休めました。

午前７時頃、大洗港でキャンセル待ちの申請をしました。
８時半頃に幸いにして苫小牧行きフェリーの切符が取れました。

慌ただしくバイクで乗船しました。
以下の写真は、乗船直後の船内でバイクが紐で固定されたところです。

今回の北海道旅行で、デジタルカメラを持っていきました。
が、設定が間違ってたのと外付けのフラッシュを持ってくるのを忘れてたので、全部失敗してます。
上の写真もピンボケをごまかすために縮小して、暗い画像をペイントソフトで修正しています。

部屋は２等船室、大部屋で何十人かがザコ寝するようになってます。
１人分のスペースは７〜８０ｃｍ×２．５ｍくらいかな。
少し休んだ後、室蘭行きの船と室蘭での宿にキャンセルの電話を入れました。

ノートパソコン＆PHS通信カードを持ってので、船内からインターネットへの接続を試みました。
が、つながりません。

甲板にでると接続できました……が、出港直後に切れました。
船の上ではPHSは使えないようで。(汗)

船の中には食堂や浴場、売店、ゲームセンターなどがありました。
ノートパソコンを持ってきてるし、とりあえず退屈せずにすみました。

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