2000年5月3日(水)。ホテルを出た後、復活したバイク・ストリートマジック２を少し走らせて松山駅前で記念撮影しました。
右手には路面電車の姿が見えます。
そういえば高知でも路面電車が走ってました。独特の雰囲気がありますね。
国道196号線を北に走りました。
今治まで行って、橋を渡って本州まで行く予定です。
ちなみに、四国と本州を結ぶルートは３つあります。
まず、徳島県の鳴門から鳴門大橋〜淡路島〜明石海峡大橋〜兵庫県の舞子というルート。
次に香川県の坂出〜瀬戸大橋〜岡山の倉敷というルート。
最後に芸予諸島をつなぐ「しまなみ海道」をわたるルートです。
今回は3つめのルートを使います。っていうか、原付バイクだと前の2つは通れないんですねぇ。
しまなみ海道は、芸予諸島の島々の橋を渡っていくものです。
徒歩や自転車でも渡れます。
上の写真は最初の橋、来島海峡大橋です。向こうには大島が見えています。
できるだけ逆光にならない角度を狙いたかったのですが、他にいい場所がなかったです。(汗)
歩いて橋を渡る人がけっこういました。まぁ、本州まで50Kmはあるので、向こうまで徒歩で行く人は少ないでしょうが。
橋に行くまでに急な坂道を登るようになっています。
ストマジ２は昨日の不調が嘘のように、力強く登って行きました。
来島海峡大橋は橋の東側が原付専用の車線になってました。
橋の途中に料金をいれる賽銭箱のようなボックスがあり、そこに通行料金を入れるようになってました。
橋を渡って大島にきました。
国道317号線を北に走ります。
上の写真は2番目の橋、伯方・大島大橋です。奥に見えるのが伯方島です。
伯方・大島大橋では、原付の走る道と歩行者や自転車の通る道がいっしょになってました。
（でも原付オートバイは料金がいります）
さらに伯方島を走り抜け、大三島へ渡りました。
上の写真は3番目の橋、大三島橋です。奥に見えるのが伯方島で、すでに橋を渡ってからの写真です。
上の写真は4番目の橋、多々羅大橋です。奥に見えるのが生口島です。
こちらは愛媛県ですが、向こうの島は広島県になります。
生口島に渡り、国道317号を走って次の橋を目指します。
え〜と、このページでは『しまなみ海道』と書いてますが、実際には『しまなみ海道』は自動車の通る有料道路のことみたいですね。
原付や徒歩の場合は、橋以外のところでは所々で外れるようです。
上の写真は5番目の橋、生口橋です。奥に見えるのが因島です。
生口橋の入口で写真を撮りました。
自転車・歩行者と同じ道を通ります。（左右にはわかれてますが）
因島では少し道に迷いました。何とか走り抜けて、次の因島大橋を渡りました。
上の２つの写真は6番目の因島大橋です。渡った後に向島から撮りました。
向島を走り抜け、最後の尾道大橋を渡りました。本州に到着です。
上の写真は尾道大橋です。２つ橋がありますが、向こうに見えるのは新尾道大橋です。
尾道大橋はこれまでの橋と違って原付用の道がなく、普通の車道のように左端を走るようになってました。
え〜…四国から本州へバイクで渡りたかったのでここにきました。
が、まだ四国旅行が終わってないのでまた四国に戻ります。
少し道に迷いながら国道2号線を東へ走りました。
福山港で香川県の多度津行きのフェリーに乗りました。
約１時間半の船旅で、多度津港に着きました。
お遍路のお寺をいくつか回っています。
ちゃんとした回り方ではないですが、それぞれの県の最初と最後だけは行ってみるつもりでした。
愛媛県の最後の寺を行ってなかったので、これから愛媛に向かいます。
多度津から国道11号線を南下。愛媛県に入りました。
そして六十五番の三角寺にお参りしました。
三角寺を出た後、国道192号線を東に走り、いったん徳島県に入りました。
池田町というところにきました。昔、高校野球で活躍した池田高校が近くにあります。
お遍路の香川で最初の寺になる六十六番の雲辺寺に向かいます。
この寺は徳島と香川の県境にあり、現在の住所では徳島県に属しています。
お寺は雲辺寺山の山頂にあります。バイクで一気に上がることも考えてましたが、結局ロープウェイを使うことにしました。
う〜…ここのロープウェイって距離や谷の深さが結構ありますね。
私は高所恐怖症ではありませんが、あまりよい気分ではなかったです。(汗)
雲辺寺では時間は遅かったのですが、なんとか納経してもらえました。
帰り際に『松茸茶』というものを買いました。
ストマジ２は国道11号線を北東に走り、高松市を目指しました。
途中で中華のバイキングがあったので、そこで夕食をとりました。
…って、こんなところで中華を食ってる場合じゃないですね。
せっかく香川に来てるのだから、香川らしいものを食べないと。明日に期待しよう。
とっぷり夜が更けてから高松のホテルに着きました。
この日の走行距離は280kmぐらいでした。
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