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北陸旅行記

この日は神戸を出て、いよいよ北陸地方へ向かいます。

北陸旅行の行程

この地図は白い地図工房で配布されている地図データを加工したものです。
(著作権:白い地図工房)

神戸

2002年4月28日(日)
朝早く神戸の実家を愛用バイク・ボルティで出発。
高速道路・中国自動車道に入りました。
大阪の吹田で名神高速道に入ります。ゴールデンウィーク前半は道はすいているようです。
京都の辺りで少し混雑しましたが、それ以外は順調に流れていました。

ちなみにボルティは時速100Kmを超えると風の振動がきつくなります。
高速道路のなるべく左端の車線で、時速100Kmを維持して走りました。


敦賀(つるが)

福井県に入り、敦賀で高速道路を降りました。

今回の旅行の目的の1つで戦国時代に活躍した『前田慶次郎』のゆかりに地にいきたいというのがあります。
前田慶次郎は有名な前田利家の甥です。私はマンガ『花の慶次』や原作小説『一夢庵風記』で好きになりました。

敦賀は、『花の慶次』『一夢庵風記』では従者・捨丸と出会った場所です。

敦賀新港でためしにハンディGPSを起動させると……
自分が海の上にいるように表示されました。
GPSの精度の問題なのか、地図が古いのかは不明です。

金ガ崎(かねがさき)城跡で敦賀湾をバックに記念撮影しました。

金ガ崎城

金ガ崎城を出た後、高速道路に乗り、北へ走りました。

途中の南条サービスエリアで北陸地方のA4版地図を買いました。
このあたりの詳しい地図は東京では見つけられなかったので助かりました。

更に北上しました。
今回は福井市にホテルを予約していますが、とりあえず通過。


加賀百万石時代村

石川県の加賀ICで高速道路を降りました。
目的は加賀百万石時代村です。

途中で道に迷いかけましたが、ハンディGPSの力を借りて無事に切り抜けました。

加賀百万石時代村

時代村で、からくり屋敷などいろいろな珍しいものを見て回りました。
…と、前方で野外劇場をやっているみたいです。あまり興味はなかったのですが、どういうお話かな…
あれ? あの派手な衣装に朱槍を持っているのはまさか…前田慶次郎!

前田慶次郎

なんと野外劇の主役は前田慶次郎でした。すでにお芝居は終わりかけです。
しまったぁ…他の展示は無視して最初からここに来るべきでした。
1日1回しかやってないようです。明日も見に来ようかと真剣に迷いました。


東尋坊(とうじんぼう)

時代村を出て南へ走ります。いちど道に迷い、ハンディGPSで位置を確認して再スタート。
福井県に入って東尋坊にやってきました。

東尋坊

険しい断崖絶壁があります。
ここでは昔話で『東尋坊』という名前のお坊さんが突き落とされたという伝承があります。
が、お話には色々なパターンがあるみたいですね。東尋坊が悪役の話とそうでない話もあるようで。


福井市

東尋坊を離れ、福井市に向かいました。
今回はちゃんと事前にホテルを予約していました。
過去のバイク旅行で、宿泊先を当日決めるというのは命知らずだと学習した結果です。

国道はさほど込んでいなくて順調に進みました。
ホテルに着く前に、福井城跡にきました。

福井城の結城秀康

結城秀康像で記念撮影。
彼は『花の慶次』『一夢庵風記』では最後の方で前田慶次郎と槍の勝負をしてました。

この日の走行距離は360Kmでした。

[北陸旅行3日目の旅:福井〜能登(石川県)〜富山]

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