1999年5月4日(火)、東京に向かう船に乗ってました。
フェリー中の大浴場にはサウナもありました。
船内に喫茶店があったのですが、店員さんがちょっと不慣れなようでした。
ファリーは夜に茨城県の大洗港につきました。下船するとき、ちょっと手間取りました。
２等寝台は寝るには便利なんですが、着替えや荷物の整理がやりにくいですね。
夜の７時半頃に大洗港に上陸しました。
船を出ると、雨が降ってました。
レインコートは着込んでたんですが、靴が問題でした。
とりあえず、コンビニのビニール袋を両足にくくりつけました。
原付バイク・ストマジ２で約150km走ります。
夜だからあまり目立ちませんが、白い袋を足につけるのってみっともないですねぇ。
信号待ちなどで、足を地面につけたときにも変な感触だし……
しかも30分ぐらいでどこから漏れてきたのか、靴がグチャグチャになってました。
ビニール袋はコンビニに寄った時にごみ箱へポイ。
やっぱし、ちゃんとした雨靴かブーツカバーが必要ですねぇ。
次回の旅行までにバイク用品店を物色しておきましょう。
旅行後、他の人にこの話をすると別のアイデアを教えてくれました。
急な雨でポリ袋などをブーツカバーの代用にする場合は以下のようにやるそうです。
１ いったん靴を脱ぐ。
２ 靴下の上にポリ袋を履く。
３ ポリ袋ごと靴を履く。
この方法だと『靴は濡れるけど足は濡れない』とのことでした。ナルホド。
それとヘルメットのバイザーがすぐに曇ってしまって、うっとうしかったです。
曇り止めは必要ですね。
雨の中、約150Kmを走破して自宅に帰り着きました。
いきあたりばったりの北海道旅行でしたが、おもしろかったです。
準備不足がたたって失敗が多かったですがこれもよい経験でした。
キタキツネに会えなかったのが残念です。
もーちょっとあったかい季節になると国道にもでてくるそうですが……
また北海道に行ってみたいものです。
この夏にいこうかなぁ……とも思いましたが、夏のキツネはあまりかわいくなさそうですね。
やっぱしキタキツネは毛並みがフワフワでモコモコでないと……
北海道の道路は走り易いです。
スクーターの場合、法定速度30kmで普通に走っていると他の乗用車などに抜かれていくもんです。
ただ、道路の左側が広く空いてるんで、抜く方も抜かれる方もあまり気にならないんですね。
バイクで走ってて面白かったです。
持ち物に関しては、いらないものがけっこうありました。
ノートパソコン用追加バッテリーとかバイク用オイルとか、かさばって重いだけでした。
ただでさえ持ち運べる荷物の量が少ないのに……
それと、苫小牧で買い込んだ使い捨てカイロは、けっきょく使いませんでした。
野宿するはめになってたら活用したかなぁ。
雨の対策が完全ではなかったので、荷物で濡れてしまったものがあります。
地図は北海道でしか使わなかったので濡れてもいいんですが、土産と記念で買ったアイヌの本がぐしゃぐしゃになってもた……(汗)
ところで、北海道での走行中、しばしば不思議なものを見ました。
はるか前方の地面に水があるように見える現象、いわゆる逃げ水です。
暑い日に光が屈折して起こる現象だと思ってたんですが、北海道では寒い日にも見えるんですね。
とにかく……初めての単独ツーリングは楽しい旅行でした。
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