近くにはビックサイトというイベント会場があります。
１週間前に某ソフトメーカー主催のイベントがあったので、港への下見のついでに行ってみましたです。
事前にちゃんと道を確認してたので、港までは迷わずに…行けると思ったのですが、少し迷いました。
私って方向音痴でしょうか。
さて、港に着きました。ここから徳島行きのフェリーに乗ります。
出航より４時間以上前です。なぜこんなに早く来たかというと、予約がとれなかったからです。
もーちょっと早く予約すべきだったのですが、長期の休みがとれるか確定するまで時間がかかったのです。
早めに窓口に行き、『キャンセル待ち』を申し込まねばなりません。
キャンセル待ちは『４番』がとれました。
うおっ…私より早く来た強者が３人いたのですね。キャンセルが４人以上でれば乗れることになります。
キャンセル待ちの場合、乗れるかどうかは出航直前までわかりません。
ちゃんと予約してた人たちが乗船していく中、ひたすら呼び出しが来るのを待っていました。
この期に及んで、窓口でキャンセル待ちの申し込みをする人たちが続々登場してました。
10人以上いたようですねぇ。う〜む…私は乗れたとしてもこの人たちは乗れるのかなぁ…
で、いよいよ私の名前が放送で呼び出されました。さっそく窓口へ…
げげっ、満席で乗れないって？
どうやらキャンセルは１人しかでなかったようです。
仕方ないので、バイクだけを載せてもらうことにしました。
自分で運転して、船にバイクを載せました。降ろすときは飛行機で先行し、自分で降ろすことになります。
船にバイクを積んだとき、ふと頭の中に『密航』という言葉がよぎったかどうかは不明です。(汗)
船から降りると、ノートパソコンを起動してPHS通信カードでインターネットに接続しました。
船に乗れないとなると、自分が先に徳島へ行かねばなりません。
航空会社のホームページからオンラインでチケットを予約しました。
港をでて、遠い最寄り駅までトボトボと歩きました。
結構距離があって荷物が重かったです。電車に乗って自宅まで帰りました。
4月30日(日)。朝イチの飛行機を予約してたので、早く家を出ました。
羽田空港から飛行機に乗り、１時間あまりのフライトで徳島空港に着きました。
さすがに飛行機は早いですねぇ。
バスを乗り継いで、徳島市内にある親戚のうちに着きました。
四国では八十八箇所のお寺を巡るお遍路(へんろ)というものがあります。
１週間弱で全部回れるわけではないですが、いくつかは回ってみようと考えてました。
祖母や叔母がお遍路を体験したそうで、いろいろ教えてくれました。
ちなみに車で回ったそうです。
叔父に車に乗せてもらって、港まで行きました。
バイクを船からおろしたときに雨が降ってきました。
え？ 雨？
天気予報では今日は晴れのはずでは？
まぁ、雨対策の装備はできてたので、レインコートを着込みました。
上の写真が白のレインコート。なんとなくお遍路っぽい？
これまでの最長のバイク旅行となるため、オートバイ用品店でバッグとかをいろいろ調達しています。
バイク用ヘルメットも新調しました。これまでのようなジェットタイプではなくフルフェイスのヘルメットです。
叔父とは港で別れて、ストマジを北へ走らせました。
徳島市の北の鳴門市に入り、霊山寺(りょうぜんじ)というお寺にやってきました。
ここは八十八カ所巡りの最初のお寺です。
お寺の横では菅笠や杖などのお遍路さんグッズがいろいろと売られていました。
訪れたお寺でお経を書いてもらう『納経帳』というのを買いました。
で、さっそくお寺をお参りしました。
お遍路では本尊を祭った本堂と、弘法大師を祭った大師堂をまわるのが基本です。
本堂で両手を合わせ、覚えたてのお経を唱えようとしました。
あまり覚えてなくて暗唱できないのでカンニングペーパーを見ながら唱えます。
隣では、ばっちり衣装をきめた人が朗々と唱えてました。だぁっ、つられてしまう。
この日は１番から３番までのお寺をまわりました。
徳島市まで戻り、別のお寺にきました。
こちらはお遍路の寺ではありませんが、親戚のお墓があります。
手を合わせて拝もうとすると、木でできた位牌が少し歪んでいるのに気づきました。
直そうとして位牌を手に取ると、
ポロッ…
うわ〜〜〜〜〜 とれちゃったぁ！
どうしようどうしよう。
パニックになってもしょうがないので対策を考えました。
で、見知らぬ通行人に接着剤か何か売ってるところをききました。
その人は近所で大工さんをやってるようで、接着剤をわけてくれました。
無事に位牌の修理はできました。親切な人がいてよかったです。
この日は親戚のうちに泊まりました。
翌日に備えて早めに寝ました。
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