今日は草津温泉から千葉に帰ります。
1999年10月4日(日)。朝起きてすぐヒノキ風呂に入りました。ものすごく気持ちいいです。
朝食は座敷で食べました。
量も質も、普通の旅館の夕食レベルかな？
おいしい料理がたっぷりありました。
（私の嫌いな高野豆腐が入ってたのがちょっとイヤ。あれは人間の食べる物ではない）
食事を終えて慌ただしくチェックアウト。
帰りも原付バイクで200Km走る必要があるので、あまりゆっくりとはできません。
天気予報では雨が降るかもしれないようでした。
念のためにレインコートを着て、出発。
草津を出る前に湯畑で写真を撮っていきました。
登山用レインコートなので、雨風を完全に防いでくれて、しかも通気性もバッチリです。
お値段とファッション性が難点ですね。
何度か道を間違えましたが、ストマジを走らせて帰り道を進みます。
さて、草津を出て20kmほど進み、郷原という所に来ました。
高崎へ向かうわけなんですが、来るときに使った道を逆戻りするなら、58号線を南西に走り、国道406号線に入ります。
しかし上の図の通り、道が半円になっています。妙に遠回りしていますね。
どこかに近道はないかと思い、手持ちの地図をよく見ました。
すると郷原から高崎へほぼ一直線のコースがありました。
てなわけで、直線コースの28号線に入りました。
……う〜……やたら上り坂が多い。
実は、真上から見て一直線に見えたのですが、横から見た場合は以下の図のようになっていたのです。
榛名湖を中心に、このあたり一帯が巨大な榛名山になっていて、無意識のうちに山越えをしていたのでした。
その事実に気づいたのは、山のてっぺんとも言える榛名湖に着いたときでした。
曇り空で雨が降りそうです。
標高の高いところにきてしまって、ちと寒いです。
榛名湖の湖畔のレストランで昼食をとりました。
ここで記念撮影。湖の向こうに見えるのが榛名富士(はるなふじ)という山です。
榛名湖を出てから一気に高崎へ…行くつもりが、何度か道を間違えて、ほぼ真東に進むことになりました。
渋川というところで曲がって南下、なんとか高崎に着きました。
結局、遠回りになってしまいました。いらない時間と体力を消費してしまった。(汗)
高崎駅近くの公園で、フリーマーケットをやっていました。
テントが立ち並び、古着を売られています。
あまり厚着してなくて少し寒かったので、チョッキかセーターでも買おうかな。
しかし、女物ばかりだったので、買いませんでした。
オモチャもいっぱい売られてました。欲しかったなぁ…
高崎から国道17号線に入り、南東に走りました。
夕方。大宮の一歩手前、桶川というところで『ゆ〜ワールド桶川』という健康ランドがありました。
さすがに疲れたので、ここで休んでいくことに。
バイクを降りた時に雨が降りだしました。
雨宿りとしてもちょうどよかったかな。
お風呂に入った後、マッサージを受け、レストルームで仮眠しました。
その後でもっかい風呂に入って、健康ランドを出ました。
しかし、温泉旅行の帰りに健康ランドで風呂に入る人って珍しいかも。
ちなみに今回は立ち寄りませんが、桶川の町では個人的に気になっている施設？があります。
「お助け蔵」というもので、江戸時代に飢饉に苦しむ人々に仕事を与えるために建てられたものです。
私が子供のころに読んだ「生きている土蔵」というお話のモデルだと思われますが、真相はどうでしょうか。
健康ランドを出た頃には雨はやんでいました。
大宮を過ぎ、東京都内に入りました。環七通りを通って、千葉の市川に帰り着きました。
往復400kmの旅、けっこう疲れました。
今回見れなかったもので、草津の名物に『湯もみ』というのがあるそうです。
着物を着た女性達が歌をうたいながら、棒で湯をかき混ぜるものです。
熱い湯を少しでも入りやすくするものですね。
ちょっとばたばたしてたので、見に行けませんでした。
時間があればもっといろいろ見にいけたかも。
今回の旅行の最大の誤算……
カレンダーをちゃんと見てなかったので、翌週の週末が『３連休』だと気づいてなかったことですね。
気づいてたら、旅行を1週間遅らせてたのに…
まぁ、３連休だと予約が難しかったかもしれませんが。
もうちょっと詳しい地図をもってくるべきでした。
等高線とか立体的な陰影のある地図でないと、また今回のような失敗があるかも。
できればＧＰＳも欲しいところですね。
もっと時間があれば榛名湖周辺や、その近くの伊香保温泉などにも回ってみたかったです。
群馬は草津以外にもいい温泉がいっぱいありますから。
さて、次のツーリングではどこへ行こうかな。
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