あのね。
チャットっていうのは、キーボードを使って他の人たちと会話をするものです。
今回はチャットのお話をしましょう。
インターネットではいろいろなチャットがあります。
代表的なものは以下のものです。（他にもあるかな？）
ＷＷＷでのチャットは、普通にホームページを見るのと同じ感覚で利用できます。
他のチャットシステムとは異なり、専用のソフトは不要です。
（ＷＷＷブラウザがいりますが）
最近は「Ｗｅｂ裏技」「KENT-WEB」など、フリーのＣＧＩを提供してくれるページができ、チャットを設置したページが増えています。
基本的には前々回に紹介したＷＷＷでの『電子会議室』と同じ原理です。
『１行だけ書き込める電子会議室』をチャットに応用しているんですね。
他のチャットシステムと比較した場合の欠点は、反応が遅いことと、チャットを設定しているサーバー（ホストコンピューター）への負担が大きいことです。
パソコンやワープロを自分だけで使っている場合、それはただの電器製品に過ぎません。
インターネットに接続してチャットをやりはじめると、その電器製品は全く別のものになる、と私は思っています。
多くの人とリアルタイムでコミュニケーションをするための『窓』になるんですね。
顔も知らない、どこに住んでるかわからない、どういう人かぜんぜん知らない、そういう人達と、色々な会話が楽しめるのがチャットです。
チャットは楽しいものですが、悪ふざけし過ぎると他の人に迷惑をかけることがあります。
電子会議室や電子メールの時にも書きましたが、悪口・暴言など、他の人が嫌がるような発言は控えましょう。
あと、下品すぎる話題も控えましょう。
そのチャットルームのイメージダウンになり、利用者全員に被害を及ぼすこともあります。
（そーゆー話題をテーマにしたチャットルームの場合は例外ですが）
また、セクハラ発言やしつこいナンパ発言も控えましょうね。
チャットでは文字ばかりで会話しているので、相手の表情が見えません。
冗談のつもりの発言が、『本気で言った』と誤解されて怒られることもあります。
また、しょーもないジョークは場を凍らせるかも(笑)
ジョークはうまく使いましょうね。まあ、チャットというのは会話を『楽しむ』ものです。
あまり固い話をするよりユニークな会話をした方がいいですよね。
例） (^-^) (;_;) (・_・) (-_-;)
余談ですが、海外ではエモティコンとかスマイリーとかいう横向きの顔文字が使われます。
例） :-)
フェイスマークを使うとある程度、表情が出せるので楽しくなります。
ただし、ブラウザの違いやフォント(文字の書体)の違いにより、フェイスマークのイメージが違って見えることがあります。
フェイスマークを使わずに、文字で感情を表現する手もありますね。
例） (笑) (泣) (怒)
多くのＷＷＷのチャットシステムではＲＯＭ(発言せずに読んでるだけ）の人は表示されません。
チャットで『自宅の電話番号』とか書いちゃうと、イタズラ電話攻撃を受けないとも限りませんね。
誰が見てるかわからない、ということを知っておきましょう。
ホームページを作るとき、HTMLのタグと呼ばれる記号を組み込みます。
ＷＷＷのチャットシステムでは、このタグが使えるのもあります。
ただし、使い方を誤ると他の人の発言を読みにくくしたり、チャットシステムそのものを狂わせる場合もあります。
注意して使いましょうね。
もちろん、以下のような悪質なイタズラは絶対にやらないようにしましょう。
（冗談ではすまなくなります）
これまでにも何度か書いてきましたが、特定の機種でしか表示されない文字は使わないようにしましょう。
『半角カタカナ』を使ってしまう人も多いかと思いますが、インターネットでは使っちゃダメです。
特殊記号なんかも、自分のパソコンには表示されてても、他の人のパソコンでは読めないこともあります。注意しましょう。
あるチャットルームに入っても、他に誰もいない場合があります。
そーいう場合は「○○時頃にまた来ます」などと書いておくと、他の人と待ち合わせしやすいと思います。
また、「次に来た人は○○を書いてね」という感じで、クイズやしりとりなどのネタを残していくのも面白いかもね。
チャットで『嫌な発言』を見た場合、あなたがそれを不快に感じることがあるかもしれません。
自分に対する悪口や嫌がらのような場合は、
「(-_-;)怒りますよ」とか
「そんなこと言うのは止めてください(怒)」とか
「てめえ、なめとんのか 凸(-"-)」
などという感じで、フェイスマークも交えて対処すればいいかと思います。
また、チャットに不慣れな人であれば、本人が気づかずに迷惑になる発言をしているかもしれません。
そういう時は、優しい口調でたしなめるようにしてください。
いずれにせよ、怒りを込めて『相手を罵倒する』というのはおすすめできません。
初心者の人は、チャットで『どんな話をすればいいのか』がわからないこともよくあります。
常連の人たち積極的に話しかけてあげた方がいいかと思います。
（そのチャットの運営方針にもよりますが）
また、キー入力の速さにも違いがあります。
なかなかキー入力ができない人がいることも気に留めておいたほうがいいです。
チャットを楽しんでいると、何時間もつなぎっぱなしにしてしまう場合があります。
プロバイダと契約して利用する『ダイヤルアップ接続』の場合、プロバイダに対する課金とＮＴＴに対する電話代が発生します。
課金定額制のプロバイダを利用したり、ＮＴＴのテレホーダイのサービスを利用することで出費をある程度おさえられると思います。
でも長チャットには気をつけましょうね。
（↑こーいう用語はないです(笑)）
(注)
このコーナーではアホリアＳＳ個人の独断的な考え方も混じっているかと思います。
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