カインとラディーは明るい方に向かって歩いていきました。 前方に洞窟の出口があるようで、陽光がさしこんでいます。
「ねえ、カイン。このあたりってプーカの森の近くじゃない？」
「もう森の中に入ってるよ。歩いた距離を考えたらね」
洞窟を出ると、カインの予想通り森の中でした。
「知らなかったなー。この森の中にこんな洞窟の出口あるなんて。あれ、こっちが入口かな」
「カイン、これからどうするの？」